ボーム力学


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 David.BohmとBasil J.Hileyの著書『THE UNDIVIDED UNIVERSE』に基づき、D.Bohmによる量子力学の存在論的解釈を解説します。なお、この理論は一般的に「隠れた変数の理論」と呼ばれていますが、著書のIntroductionで 「 『An Ontological Interpritation of Quantum Theory』(量子論の存在論的解釈)を著書のサブタイトルとして選んだ。なぜなら、この著書が何であるのか、最も明確かつ正確な表現を、この名称が与えるからである。著書のアイデアは、最初に提出された原論文は、『An Interpretation in Terms of Hiden Variables』(隠れた変数の観点での解釈)と名付けられ、また、後に『Causal Interpritation』(因果的解釈)として言及された。しかし、今ではこれらの術語が、厳密過ぎたと感じている。何よりも、ここで述べられる変数は実際には隠されてはいない。例えば、電子が明瞭な位置と運動量をもった粒子であるが、常に伴っている波によって激しく作用されるといった概念を導入する。・・・・・」と述べているように、「隠れた変数の理論」という表現は必ずしも正しくはありません。

 

0.ボーム力学の背景など

   0.1 ボーム力学に対する批判

1.単粒子系のボーム力学

    1.1 ボーム力学の出発点(量子ポテンシャル)

    1.2 量子ポテンシャルとinformation

  1.3 定常状態

  1.4 ガウス波束

    1.5 二重スリット1

    1.6 二重スリット2

   1.7 非定常状態1

 

■体系的なボーム力学(PDFファイルになっております。随時増やします)

  量子力学の軌跡解釈(ボーム力学)による力学の基本概念1

       最も基礎的な部分についての説明

  量子力学の軌跡解釈(ボーム力学)による力学の基本概念2

   オブザーバブルと所有値・コッヘン=シュペッカーのNO−GO定理

 

  

 

アマチュアリズムの量子力学